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とまさほ
キハ183-406 札ナホ (N)
キハ183系は北海道向けに開発された気動車で、四国のキハ185系と兄弟関係にあります。
その編成のバリエーションの広さと塗装、番台区分の細かさから近年人気が高まってきたグループであります。
中でも基本的なスラント形の0番台/900番台に続いて登場した500番台 (N183系) は、国鉄最後の特急気動車のひとつです。
続いて登場するJR形式NN183系 (550番台) と比較し、屋根の違いや車体、速度の違いなどが興味深いところです。
406番は波動用となった500番台の性能を低下させたグループで、先頭車は2両います。
そのうち406はただ1両残ったとかち色。もう1両の507は赤いお座敷へと改造されました。
基本塗装として自家調色した十勝色を塗りました。
手すりは前面はもちろん、妻板までしっかりと植えました。
幌吊りなどのパーツはトレジャータウンを使用。ガイアのマルチプライマーで処理してから塗装します。
ドアの注意標記はインレタ。北海道おなじみのものです。
方向幕はジオマトリックスの高精度なものです。
架線注意標記、号車札、指定席表示もなんとインレタ。くろま屋さんのものを使っています。
ホイッスルや無線アンテナはKATOの大糸線用に交換。TOMIXのものよりリアルです。
アンテナは真鍮線で配線をめぐらせました。
レタリングはkicheNとトレジャータウン。
室内灯・前照灯を点灯。
普段は中間に入ることがほとんどの406番。ですが先頭車になった時のことを考えジャンパ線などを色入れ。
貫通扉は交換しなくていいのがこの金型の素晴らしいところですね。ドアノブだけは金属にしてあげました。
ワイパーも銀河モデルのロングアームを黒塗装として交換しました。
前面手すりなどは塗装後に取り付け。表示灯掛けは塗り分けしてあるのがポイントです。
今回のこだわりは床下。
全てパーツをばらしてつやけし黒塗装をして、エンジンと消音機を塗り分けました。
速度検出装置と黄色い配管は自作です。
先頭後ろのタンクはたぶれっとの光硬化樹脂パーツをおごりました。
トイレタンクはRailroad model様販売のものを組み立てて取り付け。
床下標記は全てくろま屋さん!特に赤い消火器標記がお気に入りです。
車体は側灯を全てトレジャータウンのものに取り換え、エンド標記はバルディローズの金属製を取り付け磨きだし。
やっぱり特急車はプレートになっているほうがカッコイイですね♪
排気管は四角くなったものを自作。奥にいるのが512番です。